がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス(スーパーファミコン)

【発売日】 1993年12月22日
【発売元】 コナミ
【価格】 9,800円
【メディア】 16メガビットロムカセット
【ジャンル】 アクションゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

コナミの人気アクションゲーム『がんばれゴエモン』シリーズのSFC版シリーズ第二弾。

システム面では見下ろし型画面を基調とした旧作から大きく変化し、純粋な横スクロールアクションゲームの要素が強められた。

また、「使用キャラクターの選択」という要素が始めて取り入れられ、前作ステージボスとして登場した「からくり忍者サスケ」がプレイヤーキャラとして追加された。

キャラクターやストーリー、世界観はよりコミカルに描かれ、当時の『コミックボンボン』で連載されていた漫画や読者からの投稿を一部のキャラクターに反映させている。

また、後に主要キャラクターとなる巨大からくりメカ「ゴエモンインパクト(ゴエモン・いんぱくと)」の初登場作品であり、後に続くコミカルSF時代劇コメディ路線の世界観が本作で確立された。

従来のゲームシステムに大幅な変更が加わり、ワールドマップによるステージ選択性を導入した純粋な横スクロールアクションに変化した。

これに伴い、アクションステージはサイドビューステージがメインとなり、見下ろし型マップは極一部のステージに留まっている。

前作同様、銀の招き猫を取ることにより、メインウェポンが2段階、強化される。

プレイヤーキャラクターはゴエモン、エビス丸、サスケの3人。

ゲーム開始時や再開時にキャラクターを選択する。

キャラクター毎に差別化が計られており、それぞれの基本性能や武器、サブウェポンの消費金額などに違いが表れるようになった。

前作同様2人同時プレイが可能。

特定エリアの最後は巨大からくりメカ「ゴエモン・いんぱくと」を操作して攻略する。

アイテムを買いこまなければ攻略すら困難だった前作に比べ、今作は最低限のイベントアイテムさえ買えば攻略は可能。

前作「ゆき姫救出絵巻」のサウンドは日本各地のご当地色が色濃く純和風テイストの強い作風であったが、本作では様々なジャンルの音楽の成分が取り込まれるようになって曲調の幅が広がり、純粋な和テイストだけに留まらないゴエモンらしいサウンドが確立した。

舞台は相変わらず日本だが、琉球(沖縄)から蝦夷(北海道)までと、舞台となる地域は前作と比べてかなり広くなっており、旅情感が更に高まっている。

アクションゲームとしては難易度は高めの方だが、バランスはきちんと取られており、すべてのキャラクターで攻略が可能。

サブウェポンの溜撃ちや敵の乗り物に乗る事ができるなど、アクションの幅が広がった。

アイテムの買い込みが必要でアクションパートのバランスもシビアであった前作と比べ、遊びやすく調整されている。

旅情感溢れるグラフィックやサウンドも今なお評価が高い。

サスケやゴエモンインパクトなどの主要キャラクターがレギュラー化した作品でもあり、今作で以降のゴエモンシリーズの「和とSFの融合」という奇想天外な世界観、作風が確立したと言える。

ボリュームの少なさや、旧作からがらりと変化した作風に当初は賛否の声もあったが、安定に終始することなく新しい要素を取り入れることによって世界観やゲーム性含め新たな進化を遂げたことは疑いようなく、今後のシリーズの方向性を大きく決定付けた作品となったと言えよう。

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